
日本茶発祥の地「近江」の香り豊かなお茶
平安初期805年、伝教法師最澄が唐よりチャの種子を持ち帰り、比叡山の麓に撒いたことが始まりとされている近江茶。高地で昼夜の気温差が激しく、霧が多い気候風土であることから、日本で最も香りが良いとされている茶産地として有名です。
始まりの茶「近江茶」
- 滋賀県近江土山産茶葉100%使用
- 「近江の茶」の期限をたどれば平安初期の805年、伝教法師が唐の国よりチャの種子を持ち帰り、比叡山の麓にまいたことが始まりとされています。比叡山の麓にある日吉大社のほとりには、その時のものと伝わる茶園があり、日本茶発祥の地ともされています。
まさに日本の茶の歴史はここ近江の地から始まっています。
近江なごみ茶は、歴史ある近江土山産茶葉100%使用。また、その年最初に生育した新芽を摘み取って作った一番茶にこだわって使用しています。
一番茶にこだわった近江なごみ茶
独自の香気と深い滋味があり、緑茶の最高峰ともいわれる「朝宮茶」。野洲川沿いのなだらかな丘陵地に畑が広がり長い日照時間と清らかな水に恵まれて育ち、まったりとした深い味わいが持ち味の「土山茶」。産地より選りすぐりのお茶をお届けします。
- 玉 露
- 収穫3週間前から直射日光を遮り、うまみ成分のテアニンを引き出した玉露。甘みと、とろりとした濃厚な旨味が特徴。
茶葉で淹れるときは、小さな急須・多めの茶葉・ぬるめのお湯を使用し急がずゆっくり浸出させてください。
湯のみへ注ぐ際には、最後に一滴まで注ぎきってください。 -
- ・甘み ★★★★★
- ・風味 ★★★★★
- ・口当たり ★★★★★
- かぶせ茶
- 玉露と同様に収穫前に覆いをかぶせ1週間前後日光を遮ります。覆いをかぶせ、旨味や甘みを出す事で「かぶせ茶」といわれます。土山では「かぶせ茶」の栽培が盛んに行われています。
玉露と煎茶の中間的な存在でとても旨味が強く、淹れる際のお湯の温度によって旨味を十分に出したり、お好みの渋みを効かせることができます。 -
- ・甘み ★★★★☆
- ・風味 ★★★☆☆
- ・口当たり ★★★★☆
- ほうじ茶
- 茶師と焙煎師がこだわって焙煎した最高のほうじ茶。一番茶の茎のみを厳選し、通常よりも焙煎温度を低く、やや青さの残る程度に焙煎しました。焙煎する香りは花の蜜のように甘く鮮烈です。
お湯を入れた色は琥珀色をしており、鼻にぬけるメントールのような香りがより爽やかさを演出します。 -
- ・甘み ★★★☆☆
- ・香り ★★★★★
- ・焙煎具合 ★★☆☆☆
- 和紅茶
- 土山頓宮の茶葉を全発酵させることにより、外国産の紅茶とはひと味違ったクセのない香りと味わいがお楽しみいただけます。
ほんのり甘く、そしてすっきりした後味が特徴的です。
ティーポットでも、急須でも淹れる事ができますが、よく沸騰したお湯をご利用頂くとより紅い水色を楽しんでいただけます。 -
- ・甘み ★★★★☆
- ・香り ★★★★☆
- ・口当たり ★★★★☆
近江のお茶と日本各地の名だたる銘茶を飲み比べ
近江朝宮茶は、日本五大銘茶の一つと言われていますが、日本各地には有名な茶所が多くあります。
その中でも特に美味しいといわれているお茶を、日本茶インストラクターが厳選。各地のお茶の違いを、お楽しみください。
- 朝宮茶
- 日本五大銘茶のひとつである朝宮茶。日本茶で最も歴史が古く、高い標高で栽培され、露地栽培のため香りが高い逸品です。
山吹色の水色に、しっかりとした渋みと甘みがあります。 -
- ・甘み ★★☆☆☆
- ・風味 ★★★★☆
- ・口当たり ★★★☆☆
- 宇治茶
- 日本五大銘茶のひとつである宇治茶。やや黄味が強い黄金色の水色で、最初に渋みを感じます。少しずつ甘さへと変化し、最後はスッキリした美味しさに変わっていきます。
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- ・甘み ★★★★★
- ・風味 ★★★★★
- ・口当たり ★★★★☆
- 八女茶
- 高級玉露の産地としても有名な福岡県八女市。緑鮮やかな水色で、甘くてコクがあり、まろやかさが一番の特徴です。
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- ・甘み ★★★★☆
- ・香り ★★★★☆
- ・口当たり ★★★★★
- 知覧茶
- 鹿児島県の南九州市で生産されるお茶で、日本一位の生産量を誇ります。水色が美しく、すっきりとした味で、独特の苦みがないのが特長です。
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- ・甘み ★★★★☆
- ・風味 ★★★★☆
- ・口当たり ★★★★★